« 震災の影響 | トップページ | ツイッター始めました »

リフォーム定期講習会

昨日は、埼玉県住まいづくり協議会の「第33回リフォーム定期講習会」に参加しました。

前回の講習会が、震災の影響を考慮して中止になったので、

今回の講習会は、時間を拡大しての講習会となりました。

今回のテーマは『東日本大震災 埼玉県震災対応状況』の報告。

これは、「応急危険度判定士」として、実際に被災地で被災した家屋の危険度を判定する業務に携わった県の職員の方からの講義でした。

TVや写真で見る被災地の状況と、実際に現地を見た時とでは、やはり想像以上の悲惨な状況だったそうです。

元々地震の多い地域だったこともあり、耐震性の強い住宅が多く、場所によってはほぼ無傷な住宅もあったそうですが、やはり津波による被害が大きかったようです。

3階建てのRC造のビルの杭が津波によって折れ、基礎ごと横に倒れている写真は印象的でした。

津波の力は、本当に想像以上のものなんですね・・・。

そして第2部のテーマが『東日本大震災 応急仮設住宅建設状況』の報告。

これは、被災地である宮城県南三陸町で、実際に仮設住宅の建設に携わった、同じ埼玉県住まいづくり協議会会員のアキュラホームさんによる講義でした。

3/11、震災が発生した3日後の3/14に、国交省より住団連に、2ヶ月で3万戸の仮設住宅の建設要請があったそうです。

しかし、ユニット系の仮設住宅メーカーの供給能力が2万戸だったため、残りの不足分の1万戸を住宅系のハウスメーカーでお願いしたいと、住団連の構成団体である木住協よりアキュラホームさんを始め、住宅系のハウスメーカーに協力依頼があったそうです。

ここまでは対応も早かったように見えますが、被災した県より、仮設住宅の建設候補地の情報提供があったのが4/20。

仮設住宅の建設要請があってから建設候補地の情報提供まで約1ヶ月もの時間がかかりました。

やはり、被災地の県職員さんの人手不足や、実際に建設可能な土地の選定に時間がかかったのが原因だったようです。

建設地の情報提供があった翌日、すぐに現地調査と測量を行い、県へ仮設住宅の配置計画を提出し、4/29にようやく着工できたそうです。

アキュラホームさんが仮設住宅の建設に携わるのは初めての経験で、いろいろと不安もあったそうですが、仮設住宅に入居される方々のために、少しでも快適な生活が出来るように各ハウスメーカーがそれぞれに工夫しつつ、また各仮設住宅に良い・悪いなど不公平にならないように均衡をとりながらの工事だったとのことです。

メディアでは仮設住宅の建設が遅れているなどのバッシングもありましたが、復興に携わっている全ての方々が、一生懸命全力でがんばっているんだと、改めて痛感しました。

1日も早い復興を願わずにはいられませんが、被災者にとって、過酷な状況の中で、少しでも快適な生活が送れるような復興になるよう祈っています。

|

« 震災の影響 | トップページ | ツイッター始めました »

住まい・インテリア」カテゴリの記事